(2020年版)第二新卒の転職ノウハウ、成功方法はこれ!

20代・第二新卒向け転職

第二新卒の定義とは?

第二新卒に関しての明確な定義はありませんが、大学卒業後1〜3年程度、高卒であれば5〜7年というのが一般的な認識だと思われます。

ただ、このような卒後の年数や年齢などの細かい定義は、その企業によって異なります。企業のホームページの採用ページを見ると、新卒や中途採用と並んで「第二新卒枠」として条件を提示している場合もありますし、転職のエントリーをすると、「中途採用枠と第二新卒枠どちらを希望しますか?」と聞かれる場合もあります。

また、卒後の年数ではなく、実年齢で定義されている場合もありますし、大卒以上などの学歴を条件として儲けている場合もあります。このように、会社によって定義が異なるため、自分がその枠にハマるのか否かは都度確認する必要があります。

第二新卒枠と中途採用枠の違いは?

これも会社の採用方針によって異なるので一概には言えませんが、第二新卒と中途枠を明確に分けている場合の違いとしては、以下のような違いがあります。

第二新卒採用中途採用
配属総合職としての採用。入社後に配属専門職や、これまでのキャリアを考慮した職種配置
給与会社の規定する年収条件交渉により決定
入社時期新卒と同じく4月入社何月でも
研修所定の研修などがある場合もあり入社すぐに現場配属

また、採用基準においても、第二新卒は新卒同様にパーソナリティ重視の採用になり、中途採用の場合はスキルや過去の経験、成果などの要素にて判断される傾向にあります。

第二新卒の転職のやり方は?

第二新卒の場合には大きく分けて自己応募と転職エージェントの2パターンの転職方法がありますので、それぞれをご説明します。

自己応募の転職方法

自己応募の場合は、企業ホームページを確認して、第二新卒を募集している企業を自分で探すことになります。もしくは、転職サイトなどを見ると、条件検索に「第二新卒」という項目が儲けられている場合などがあります。

このような検索で表示される企業は第二新卒を積極的に採用している企業ですので、具体的に希望する会社がないのであれば、もしくは広く募集している会社を知りたい場合はチェックしてみることをお勧めします。

「第二新卒」の検索項目を儲けている転職サイト

エン転職

マイナビ転職

Re就活 ※会員登録が必要です

これらのサイトや企業のホームページからエントリーすることが第一歩となります。エントリーには履歴書と、必要に応じて職務経歴書を提出し、書類選考の結果を待ちます。

無事に書類選考を通過したあとは、1次面接、2次面接〜3次面接を通過して内定という流れになります。

転職エージェントの転職方法

現在では、第二新卒専門の転職エージェントも複数あります。その特徴としては、様々なサポートが充実している点です。

企業の紹介は当然ながら、キャリア相談、職務経歴書やレジュメのアドバイスや添削など、エントリーに際してのサポートから、面接対策などの選考に関するサポートまで充実しています。

第二新卒での転職になると、ほぼ全ての人が「人生で初めての転職活動」になり、わからないことや不安などが多々あるかと思いますが、これらをしっかりサポートしてくれるのが転職エージェントです。

エントリーさえしてしまえば、あとは具体的な手続きなどは説明やアナウンスに従ってこなすだけですし、登録したとしても必ず紹介された企業にエントリーしなければいけないわけではありません。選考途中でやっぱり転職することをやめることもできますし、内定までもらえたとしても、断ることは可能です。(必ずしも転職するのではなく、現在の会社に残ることも選択肢に入れた状態での転職活動なのであれば、事前にそのことはエージェントに伝えることが望ましいです。)

転職活動において重要なポイント1【自己分析】

転職者全般に言えることですが、特に第二新卒の転職で重要になるのが、いかに自己分析ができているか?という点です。これは、①本当に自分に合った転職先を見つける為、②面接で自分自身をアピールする為、という二つが転職成功のカギとなるからです。

①については、

実際に転職活動を始めるとよくわかりますが、もともと今の会社になんらかのアンマッチがあるために転職を考え始めたはずです。その背景には、自分の価値観や理想、志向、働き方などの希望があり、それらと現在の仕事環境が乖離したことが原因のはずです。

しかし、自己分析ができていない場合、条件面や会社のブランドなど、一般論での基準に目がいってしまい、結局は自分自身の選択軸ではなく一般論での選択軸で会社を選んでしまうことが多いのです。

その結果、転職しても同じような悩みを持ったり、転職を後悔する羽目になる可能性もあります。

転職活動において重要なポイント2【面接】

②については、

第二新卒は、面接などの選考過程では、スキルよりもパーソナリティを重視されます。この時に、自分はどんな性格で、将来どうなりたいのか、その会社でどんな働き方をして、なにを実現したいのか。といった質問をされるのですが、自己分析がきちんとできていないと、そこで答えに窮することになります。

または、面接対策にあるような「本音ではない模範解答」をした結果、それを見破られて内定がもらえないということになりかねません。

転職エージェントを利用する場合は、エージェントに対しても面談できちんと自分の希望をやパーソナリティを伝えることはとても重要ですが、それができないでいると、エージェントとしても転職者にマッチした案件を紹介することができないのです。

転職が難しいケースとは?

自己分析が重要であることは前述しましたが、以下に該当する場合は注意が必要です。

  • ①転職理由が不明確な状態
  • ②転職理由が、現在の会社への不満ばかり
  • ③転職先を給与などの条件面だけで選んでいる
  • ④今の会社でやりきったと言えることが一つもない
  • ⑤転職で何を実現したいのかを自分の言葉で伝えられない

これらの状態の背景には、「自分の理想を実現するための転職」というポジティブな理由ではなく、現状が上手くいかないことや、結果が出せないことを環境のせいにしたり、ただ単純により多くのお金をえるためのうまい仕事探しになってしまっている可能性があるのです。

採用する企業側の立場から考えれば、こういった人材を採用したいとは思わないでしょう。実際問題として、このような場合は面接で転職理由を問われたり、志望動機を聞かれた際に、「いまの会社でうまくいかないので転職したいんです」や「御社は給料が高いから応募しました」とは言えないのではないでしょうか。

結果として本音を伏せて表面的な解答をしたとしても、企業の人事もその道のプロなので、見破られてしまい採用される可能性は低くなると思います。

転職活動の時期はいつがよいのか?

転職活動の成功/失敗を左右する要因として、時期も大切な要素です。

4月入社に合わせた転職活動

企業の多くは4月が1年の始まりとなります。新卒の入社もこのタイミングですが、第二新卒の入社タイミングとしてもこの時期は狙い目です。まず、第二新卒枠の入社タイミングも、新卒と同じ4月に設定している企業が多くあるということです。

そもそもの第二新卒採用の背景を説明すると、少子高齢化によって企業の新卒採用の難易度は高い状態が続いていますが、新卒の採用数が計画に満たないということはよくあります。その時に、足りない人数を第二新卒の採用で埋め合わせるのです。

また、会社では毎年その1年で何名の採用をするかという採用計画を策定して採用活動にあたるのですが、年のはじめというのはより早く、より多くの人員を確保したい(早く採用計画の達成したい、もしくは達成の目処をつけたい)という力学が働きます。

逆に、その年の終わりになればなるほど、今期の採用予定は埋まってしまったので、来年までは採用活動しない。という流れになりやすくなります。急な欠員補充の採用はありえますが、その場合の多くはある程度経験のある中途採用になる傾向が多いのです。

このような理由から、4月入社に焦点をあてて、1月〜2月くらいから転職活動を始めることはおすすめです。

6〜7月入社に合わせた転職活動

この時期は、夏のボーナス支給時期になります。一般的に、退職者は賞与をもらうタイミングに合わせて退職する傾向が多く、仮に7月が賞与支給月の場合、5月〜6月の頭くらいまでが退職の申し出が出るピークになるかと思います。

そうなると、企業としてはその欠員を埋めるべく、同じタイミングでの採用活動が始まるのです。このタイミングに合わせて転職活動をすることで、より多くの求人と出会うチャンスが広がると思います。

10月入社に合わせた転職活動

これは4月入社のタイミングと同様で、企業の中には10月を年のはじめとしている会社もあります。日本で最も多いのは3月決算(4月が年のはじめ)でその次が9月決算(10月が年のはじめ)になります。

企業が募集をする背景は4月とほぼ同じですが、新卒の入社は日本では4月にほぼ統一されているので、新卒の内定数が上手く伸びていない企業の場合は先手を打って前年の9月に第二新卒を採用するケースもあります。ただ、やはり4月と比べると求人枠の数は劣ると思われます。

このタイミングを狙うのであれば、8月ころからの転職活動開始が望ましいです。

1月入社に合わせた転職活動

これも、夏のボーナス退職同様、冬のボーナス退職の欠員補充を狙った転職活動になります。夏のボーナスは企業によって支給のタイミングが多少ことなりますが、冬のボーナスは12月が一般的なので、10月頃から転職活動を開始することで企業の募集のタイミングにヒットすると思います。

第二新卒で大手企業に転職するには?

大手企業の業界や規模にもよりますが、比較的第二新卒として転職しやすい企業を探すには、「人の出入りが多い業界」に注目することが重要です。人を多く採用するし、退職者も多いとなると、第二新卒としての受け入れ枠も多いと思われます。

その業界の大手企業を探すことで大手企業への転職もしやすいと思います。

厚生労働省:産業別入職率・離職率(平成 30 年)

上記は、厚生労働省が発表している入職率・転職率のグラフですが、

  • ・宿泊・飲食サービス業
  • ・生活関連/娯楽業
  • ・教育/学習支援
  • ・医療/福祉

などの業界はその数値が高いと言えます。これらの業界に属する大手企業は狙い目かもしれません。

第二新卒でベンチャー企業に転職するには?

ベンチャー企業では大手以上に活発に若手の採用をおこなっており、大手企業と比較しても、第二新卒の転職はしやすいと思われます。

ただ、ベンチャーの場合はその企業数も多く、求人サイトを見るだけでは実際に募集している企業を網羅的にするのは無理があると思います。また企業によってその条件も異なりますので、転職エージェントの利用をお勧めします。

ベンチャーと言っても、立ち上げ間もない10名以下の会社から、数百名の会社まで規模は様々です。この場合、規模が小さければ小さいほどその情報は出回っていない可能性があるので、そのような会社の情報を見つけ出すのが難しくなりますが、転職エージェントなどのサポートを受けることで、その問題を解消できます。

第二新卒転職でお勧めの職種は?

ここでは専門職か総合職かで大きく分かれます。

例えば、専門職となると、システムエンジニアやwebデザイナーなどIT系の職種や、看護師や介護士、調理師などの資格を必要とする職種になります。

上記にあげた職種に関しては、需要が高く転職はしやすいと思います。

総合職というのは、営業、接客、事務、マーケティング、オペレーターなどの職種になります。これらは、学生時代に学んだ専門知識や資格などを生かすのとは違い、入社後に1からその職種を学ぶことになります。

総合職において、第二新卒で転職しやすい職種という観点でいうとやはり営業職や接客(販売)スタッフなどの売上に直結する職種ではないかと思います。これは企業内での人数を考えた際に、営業や販売を行う人材の比率が高いことが理由です。

例えば、コーポレート部やマーケティング部というのは企業の中でも少数精鋭になります。募集枠がないわけではありませんが、枠が少ないことで自然とその職種の競争率は上がります。そのような職種に応募するよりは、募集枠の多い職種でエントリーして、まずは入社をすることがお勧めです。

入社してしまえば、その後チャンスを見て社内移動でそれらの部署への移動をすることも可能です。