仕事に行きたくない時はどうしたら良い?

悩み

企業に勤めていると、仕事に行きたくない時は誰にでもあるものでしょう。理由が明確な方もいれば、なんとなく行きたくない、理由がわからずどうしたら良いかと悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

一時的なものであればいいのですが、何より怖いのは病気です。朝に体調が悪いなど異変を感じたら、必ず無理はしないようにしましょう。体や精神を壊してしまったら、元も子もありません。

この記事では、仕事に行きたくないという方の中でも、原因がいまいちわからない方や、どうしたら良いかわからないという方に、少しでも役に立つ情報をお届けできればと思います。

毎日仕事に行きたくない

仕事に行きたくない理由は人によって様々です。また、ある事が原因でその日だけ気分が乗らないという人もいれば、毎日辛いなど、恒常的に出社に拒否反応が出ている人もいるでしょう。私の身の回りでも、朝早く起きて準備もできてから1時間以上は時間をおいてからでないと会社に向かえないという人や、会社の近くまでは来たものの出社できずにトイレにずっとこもってしまうという人、目覚ましをかけても、ある時から急に起きれなくなってしまったという人など、様々な辛い思いをしている人の話を聞いてきました。

こんな状態が毎日続くのは本当に辛いことですし、気軽に相談できずに一人で悩んでしまう方もいると思います。

しかし、そんな状態を無理して続けることはおすすめしません。理由が明確であれば、それに合わせて環境を変えることが必要ですし、転職という選択肢も検討した方がよいでしょう。

理由がわからない

そもそも、なぜ仕事に行きたくないのか、拒否反応がでてしまうのかわからないという人もいると思います。

そんな時は、いつからそう感じているのか?その前後ではどのような変化があったか?自身で考えてみるのも良いでしょう。

もしくは、今はネットやSNSに情報はたくさんあるので、調べてみる事でヒントに繋がるかもしれません。また、同じような経験をした事のある人に相談するのも良いでしょう。

こちらの記事内でも、よく理由にあげられる事項をまとめていますので、気になる方は先にこちらを参照してください。

仕事に行きたくない理由や原因はどんなものがある?

仕事に行きたくないと思うのは甘え?

仕事に行きたくないのは自分の甘えなのではないか?そう考えて自分を責めてしまう人もいるかもしれませんが、そうとは限りません。世の中の多くの人が同じような経験をしていますし、あなたに最適な環境ではないという可能性も十分ありえます。

我慢する事で、あなたの健康や有限な時間を犠牲にしてしまうリスクもあるのです。

甘えかどうかという判断については、結局あなたの考えと他の人から見た見解は別れます。

例えば、一般的には、自身の会社が不安定・キャリアに限界を感じている・パワハラやセクハラを受けている等々、今の環境で自身の行動によって改善する事が困難であるケースにおいては、甘えではないと判断されるケースも多いです。しかし、他の人から見た時に重要なのは、その課題に対して自身がどう向き合い、どんな行動をしたかという部分です。

もし、転職の際にどう見られてしまうのかなどが気になる場合は、今の環境において自らの環境で改善できないのか?改善できないとして、会社を変える事によってその課題は解決されるのか?などを考えた上で行動し、第三者にも納得してもらえるような材料を作っておけると良いでしょう。

仕事にいきたくないのはやっぱり人間関係が原因?

人間関係が原因で仕事に行きたくない、辞めてしまいたいと感じている人は多く存在します。職場の同僚や部下など、自分と違う環境で育ち、違う価値観を持った人と無理にコミュニケーションを取る事は、人によっては非常にストレスでしょう。仕事は仕事と割り切って考えられれば良いですが、それができずに困っている人もいると思います。

しかし、何もせずに相手の行動が変わる事はありません。あなた自身が何かしらの行動により関係性を改善するか、仕事での関わりをなくすしかないでしょう。

時には、飲みに行った事をきっかけに関係性が良くなるケースもあります。そう簡単にはいかない事が多いと思いますが、まずは何が原因となっていそうなのかを考え、自身の行動で変えられそうな事から試して行動してみましょう。それでも難しければ、誰かに相談して第三者の力を借りる、関わらなければならない環境自体を変える事を検討するというのも良いでしょう。ただ、やはり一番は仕事に影響がなければ問題がないと思いますので、自身での考え方を改め、仕事上その人と関わる事は必要なのか、関係がうまくいかなくても仕事が進められれば問題ないのではないか、という思考で一定割り切れると今後の事を考えても気持ちが楽になるのではないかと思います。

また、人間関係の悩みの中でもいじめのような類のものであれば、それは論外です。信頼できる人や管理部門への相談フローなどがあるはずですので、すぐに相談しましょう。もし、管理部門への信頼がなかったり、何かリスクがある、解決する見込みがないという事であれば、外部の人に相談するか、転職も一つの選択肢です。 何か我慢してでも成し遂げたい事があるのであれば別ですが、貴重なあなたの時間を、そんなストレスの多い環境で使うのはもったいないです。ストレスが原因で病気になったり、家族や知人に迷惑をかける事になったりとさらに状況が悪化する可能性もあります。今の日本であれば働くところはいくらでもあるので、我慢をしようとせずに辞めてしまうのも一つの手段でしょう。

仕事にいきたくないのはやっぱり上司が原因?

仕事に行きたくない原因として、上司が原因と言う人も多くいらっしゃいます。もし、その理由がパワハラやセクハラなのであれば、すぐにハラスメントの相談窓口に相談しましょう。もし、相談窓口が整っていないのであれば、管理部門や信頼できる人に相談してみましょう。あなたが動かない限り状況が良くなる事はありませんので、相当なリスクがない限り、すぐに相談すべきでしょう。

また、ハラスメントまでいかないレベルでも上司と合わなかったりするのであれば、思い切って思いや考えを上司に伝えたり、まずはあなた自身で関係を改善する方法を考えてみましょう。それが難しければ、他の信頼できる役職者に相談するのも良いでしょう。第三者から見た意見ももらえますし、立場の弱いあなたに代わって解決してくれる可能性もあります。また、上司を変えたり、部署移動などの方法で根本から状況を変えてくれる事もあります。 実は、私も同じような経験がありますが、その時は冷静に考えられずとにかく自分が頑張らなければと思考を停止して何もできていませんでした。しかし、実際に環境が変わると、もっと早く言っておけば良かった、動いておけば良かったと思いました。手段は色々ありますが、あなた自身が何かしらの行動を起こさなければ何も変わりません。まずは誰かに相談してみるなど、小さいところからでも変化を起こせると良いでしょう。

仕事に行きたくない理由や原因はどんなものがある?

大きく理由としては以下のようにカテゴライズできると思います。

A 自分の気分・体調が原因

B 外部環境による要因

C 仕事自体の原因

D その他

上記に沿って、よくある理由を説明いたします。

A 自分の気分・体調が原因

仕事に行きたくないまでいかなくとも、何となくモチベーションが上がらない、気分が上がらないという方は、それが精神的な部分が原因なのか、身体的な部分の問題なのかを理解する事も重要です。出社前に何となく気分が乗らない時は、10段階中、精神・肉体はそれぞれ何点なのか考えるだけでも、気分が乗らない理由を認識できて少しすっきりするかもしれません。

-精神的な原因

過去の出来事に対しての落ち込みや、未来の仕事への不安、天気にいたるまで理由は様々ですが、精神的な部分が問題となり仕事に行きたくないと考えているのであれば、それが何なのかを認識する事も大切です。何となく頭で考えるのではなく、一度、紙などに全て書き出してみましょう。きれいにまとめられなくても、思いつく理由を書き出し、それは何故なのかと要因を深ぼっていくだけでも、原因を理解する事ができ、大した問題ではなかったと思えたり、こうすれば解決できそうと次のアクションに繋げられたりする事ができます。人にもよるかもしれませんが、紙を使うだけで意外と頭の中が整理されるものなので、一度試しにやってみてください。これは業務上の課題など、他の事にも応用できます。

-肉体的な問題による理由

前日に運動しすぎて疲れた、飲みすぎて二日酔い気味というように原因がはっきりしている事もあれば、何となく体が重い、眠いなど、原因がわからない中で体が何となくだるいという事もあるでしょう。ここは生活習慣を見直すという事しか言えませんが、あまりにも毎日続くようであれば病院に行くなど、体のケアをしっかり行う事も大切でしょう。

しかし、肉体的な部分で気分が乗らないんだと理解できるだけでも、変な不安は取り除かれ、その後の仕事へのモチベーションも変わってくるのではないでしょうか。


B 外部環境による要因
-通勤時間が長い

これはあなたが職場の近くに引っ越すか、職場を変えるか、リモートワークへの切り替えをお願いするしかないでしょう。新型コロナウィルスの広がりをきっかけにリモートワークは多くの企業で促進されておりますので、今の職場で承諾してもらえる可能性もありますし、別の企業では基本リモートワークに移行している企業も多く存在します。

-職場の人間関係が良くない

上記でも記載しましたが、人間関係の問題のレベルも様々です。自身の仕事に影響しないのであれば重要ではないので気にせず、そうでなければ、冷静に考えてそれを排除できるように、適切な相談者に働きかけましょう。それでも動いてくれないのであれば環境を変えるのも選択肢の一つです。

-労働時間が長すぎる

労働時間が長くて辛いという人もいると思います。許容範囲は人それぞれだと思いますが、労働基準法に抵触するレベルであれば、それは問題です。

労働基準法第32条、労働基準法第119条において所定労働時間は1日8時間、週40時間までと定められております(管理監督者、従業員数が常時10人未満の特例措置対象事業場、変形労働時間制など一部例外はあり)。ただし、この上限を超えていけないという事ではなく、「36協定」を結ぶ事で所定労働時間を超える労働も「残業」という形で可能になります。

そして、この残業についても規制はあり、基本的には、年720時間・複数月平均80時間・月100時間などの残業は認められていません。そのため、「36協定」を結んでいなかったり、これらの上限に抵触しているような場合はほとんどのケースで企業側の問題となるでしょう。

また、1日8時間、週40時間を超えるケースは残業として、残業代が支払われる事になりますが、あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておくという「みなし残業」の制度がある場合は、その時間内の残業においては残業代が支払われません。残業代含め、残業についての規定は各企業でも異なりますので、一度あなたの会社の就業規則を確認すると良いでしょう。

※法改正等で規定が変わっているケースもありますのでご注意ください

-仕事が周りに評価されない

正しく自分の仕事が周りに評価されていないのであれば、評価の軸を決め、その認識を評価者と擦り合わせる事が大切でしょう。評価制度があるのであれば、自分はこれをやるからうまくいったら評価してくれと、自ら評価の基準を細かく提示する事もできます。そこまでやらないまでも、しっかりと上司や会社が何を求めているのかヒアリングし、求めている事に沿った成果を生めると良いと思います。求められている事自体が、納得できないものなのであれば、それは事前に伝えた上でディスカッションして擦り合わせていきましょう。

それでもうまくいかない場合は、別の役職者に相談するなど、方法は様々ありますので別の角度からのアプローチを考えるのも有効でしょう。

C 仕事自体の原因

-仕事がうまくいかない

仕事がうまくいかずに、落ち込んでしまうことや、やる気がでなくなってしまう事もあるでしょう。しかし、過去の事を考えていても何も変わらないので時間の無駄です。あなたがうまくいっていないと感じているのであれば、何が原因でどういう解決策があるか、未来に対して時間を取って考えられると良いでしょう。

日々の仕事が忙しいと、改めて自身の仕事を見つめ直す機会が取れなかったり、後回しにしてしまう事もあると思います。しかし、時間を取れていないだけで、考えれば自分で解決できてしまうケースもありますし、次のアクションが明確になれば、何となく落ち込むという状態から解放される事もあります。人に相談することも手段としてはありですが、一度自分で仕事や自身の目標を振り返る機会を設けても良いでしょう。

どんなに優秀な人でも、成功した人でも常にうまくいっているなんて事はありません。現在成功している人は100%、多くの失敗がある中で改善して成功を掴み取っています。あなたがワクワクしたり、楽しいと思える未来のために時間を使っていける方が良いのではないでしょうか。

-仕事量が多くて辛い

仕事量が多いのであれば、仕事量を減らすためには、受ける仕事を減らすか、1つの仕事にかける時間を減らすかしかありません。そして、その仕事にあなたが意味を見出せているかどうかも重要です。そもそも、その仕事をする意味を感じないのであれば、会社として不要な可能性もあります。または、会社として必要だが、あなた自身がすべき業務ではない(他にその業務に適したポジションの人間がいて適切に引き継ぐ事で任せられる)可能性もあります。そもそもやる必要があるのか?他の人に任せられないか?といった視点から、受ける仕事自体を減らすことも一つの手でしょう。

そして、あなたがすべき仕事の中でも、不要なものはないのか?本当にこれらの業務は今すべきなのかを考え、捨てるという選択をする事も重要です。無限に仕事をできる人なんていません。どんなに仕事ができる人でも、やるべき業務を選択したり、効率化したりする事でパフォーマンスをあげています。

もし、あなたが何となく仕事を全て引き受けてしまっているような状況が続いているのであれば、一度上記のような視点で自身の業務を整理し直してみると良いでしょう。

-仕事にやりがいを見出せない

仕事にやりがいを感じられていないという方も多いと思います。好きなことを見つけて、それを仕事にできたら理想的ですが、明確にやりたい事がない場合でも、成果を出せた時や、会社や誰かに貢献していると感じる時、自分が求められている時など、やりがいを感じることはできる思います。まずは、あなたがどんな時にやりがいを感じるのかを知る事も重要ですので、一度自身がどんな時に楽しいのか、モチベーションを感じるのかなど考えてみると良いでしょう。ストレングスファインダーという、177問程度の質問に回答する事で、あなたの強みを調べる事ができるツールがあります。けっこう有名で権威もある書籍ですので、一度試しにやってみてはいかがでしょうか。

※ストレングスファインダー

自分自身がどんな時にやりがいを感じるのか?も理解できたら、今の業務を工夫する事・業務の幅を広げる事でよりやりたい事にチャレンジできないか、部署を変える事でそれは叶えられないか、それが無理なら今の会社以外で自身の強みを活かせる仕事や会社はないかなど、考えてみると良いでしょう。考え方や目標設定の仕方次第で、どんなに単純な仕事でも今より面白くする事は可能です。

-仕事のミス

仕事のミスは誰にでもあります。ミスがない人なんていません。なぜそうなってしまったのか深掘って考え、要因を突き止めたら、次にそれが起きないようにすれば、あとは忘れてしまいましょう。次に繋げられる事以外は、考えても意味がありません。


D その他
-プライベートがうまくいっていない 仕事だけでなくプライベートがうまくいかないために、仕事に行きたくないと思う人もいると思います。プライベートと仕事を完全に切り分けられるのであればその方が良いですが、人間はそこまで器用にできてはいません。たとえ原因がプライベートな問題であっても無理して良い事はありませんので、しっかりと休息を取った方が良いでしょう。

仕事に行きたくないと時はどうすればいいの?休むのはあり?

仕事に行きたくない時に休むのはありです。あまりにも頻度が多いのであれば、あなた自身に改善すべき問題があるかもしれませんが、今の職場に合っていなかったり、病気になってしまっている場合もあります。無理をせずに休むことも重要でしょう。

今まではそんな事がなかったという人でも、我慢して仕事に行く事で、ストレスが溜まっていき、精神的に追い詰められてしまうケースもあります。身体的・精神的なストレスは知らないうちに蓄積されているものです。無理や我慢はせずに、休んだり、リフレッシュしたりして、ストレスのない状態を保つ事を心がけましょう。

まとめ

仕事に行きたくないと感じるのは、一時的な時もあれば、継続的な場合もあるでしょう。まず、その原因を理解して、解決策を考える事も大切です。しかし、何より大事な事は無理をしない事です。無理をする事で、病気になったり、症状が悪化してしまうなど取り返しがつかなくなってしまう事もあります。何よりも一番大切なのはあなた自身の体です。体さえあれば、後からでもどんな事にもチャレンジできます。

まずは無理をしない事と、同じ状況が続かないように、今の職場の環境を変えるか、退職や転職してしまうのかも、真剣に考えてみるべきでしょう。